飛行機好きが生んだフライトゲーム!
ここからはプレゼンテーションに挑戦した子ども達の発表をレポートいたします。
審査員特別賞「flight game 〜鹿児島を飛べ!〜」

続いては小学5年生 福元 岳杜さん。作品名は「flight game 〜鹿児島を飛べ!〜」です。
飛行機の外の世界を体感!
世界遺産の島、屋久島から来た福本さん。今回の作品は「フライトゲーム」です。
なぜこのゲームを作ろうと思ったのか?
「僕のおばあちゃんは北海道に住んでいて、そこに行くために飛行機に3回乗ります。それがきっかけで飛行機が大好きになりました。」
いつも飛行機の中から景色を見ていたけれど、外から見ると「かっこいい!」と感じたことが、このゲーム作りのアイデアにつながったそうです。
リアルな飛行機の世界を体験

このゲームは、飛行機に起こるさまざまなエフェクトをこだわって作られた「よけゲーム」です。
プレイヤーは矢印キーで飛行機を操作し、次々に現れる障害物を避けていきます。障害物に当たると、それぞれの障害物に応じたエフェクトが発生。
ゲーム内の障害物として、
- エンジンに異物が入る
- 雷が落ちる
- バードストライク
など、さまざまなトラブルが用意されていて、リアルな飛行機の世界を体験できます。
実際のプレイ画面を動画で説明しながら、福本さんは操作方法を詳しく紹介してくれました。
特に工夫したのはゲームオーバー時のエフェクト!
飛行機が障害物に当たると、どのように落ちてしまうのかをリアルに表現。「えー!そうなるの!」と驚きながら楽しめるように作りました。
また、より本格的なゲームにするために、
- 加速度を使い、飛行機の動きを滑らかにする
- 見た目をシンプルにし、視覚的にわかりやすくする
- 一週間以上かけて538ブロックのプログラムを組み上げる
といった工夫を重ねました。
「このゲームをプレイすることで、飛行機の外の世界を想像するきっかけになってほしい!」
福本さんの飛行機への愛とこだわりが詰まった作品になっています。



審査員の時任さまからは、「実際に遊んでみると、細かな部分にたくさんの工夫が感じられました。飛行機の上下の動きがとても繊細で、本当に操縦しているような感覚になりました!」
また有村さまは、「わくわくするゲームでした!雲が山に隠れたり、立体的な表現も工夫されています。実際にプレイしてみたら、雲に当たると雷が落ちたり、飛行機が大きくなる演出がリアルで、とても熱中して遊びました。これからも楽しいアイデアをゲームにしていってほしいですね!」と感想をいただきました。
その他の審査員の皆さまからのコメントです
- 飛行機の動きのプログラムがよくできていたと思います
- イラストがよくできていて、飛行機に搭乗すると起こることをシューティングゲームとして上手に組み合わせされていると思いました。
- プレゼンが上手で素晴らしかったです!プログラミングに対する強い情熱と工夫を感じました!
- 作品の完成度がとても高くて驚きました!
- 飛行機が好きな様子が伝わってきました。細かいところまで作りこまれていて感心しました。
- 専門的な知識を盛り込んでいる上に完成度が高くて驚きました。
- 飛行機推しですね!538も作ってすごいです!飛行機への愛を感じました!
- なめらかな飛行機の動きにすごい驚きました!画面のきれいさも素晴らしく、そのままゲームサブスク公開してもよさそう!
- 飛行機の動きのプログラムがよく考えられている!
- 鹿児島の空をテーマにしたわくわくするゲームでした。色んなところに工夫されていて雲にぶつかると天気が悪くなり雷が落ちる演出があるなどプレイヤーがとても楽しめる作品です。
- ゲームのアニメーションがとても良いです!イラストもきれいで遊びやすいゲームになっていますね!
- 表現力・企画力・伝える力すべて備わっている発表でした!
- ゲームの見た目がとてもおしゃれだった。シンプルながらもこだわりがあり、加速度やUIも考えて作られている点がよかった!
福本さんのこだわりと、飛行機愛が詰まったこのフライトゲーム。今後も新しい発想で、さらなる作品にチャレンジしてほしいですね!