朝ごはんで元気をチャージ!「みんなの朝ごはん大作戦」
ここからはプレゼンテーションに挑戦した子ども達の発表をレポートいたします。
小学5年生部門 優秀賞作品「みんなの朝ごはん大作戦」

続いては、小学5年生の渡邊 りおさん。作品名は「みんなの朝ごはん大作戦」です。
朝ごはんって、どうして大事なの?
「みなさん、今日は朝ごはんを食べてきましたか?」
そんな問いかけから始まった発表。会場のみなさんも、思わず自分の朝ごはんを思い出します。
渡邊さんは以前、朝ごはんを食べられないこともあったそうです。
「朝ごはんは大事」と言われるけど、なぜ大事なの?食べないと体はどうなるの?
その答えを知りたい、という思いが、このアプリを作るきっかけになりました。

4つのコーナーで楽しく学ぶ
このアプリには、4つのコーナーがあります。
① 朝ごはん大作戦
主食・副菜など4つの項目を選ぶと、体力・集中力・知力・記憶力・声量がレーダーチャートで表されます。
さらに、午前中のどの授業で力を発揮しやすいかが、キャラクターの表情で一目で分かる工夫も!
② Q&Aコーナー
8教科ごとに必要な栄養を分かりやすく紹介。
国語は脳のエネルギーとなるお米、体育は体力をつける黒豚など、おすすめの食材をまとめました。
③ 最強朝ごはん
教科ごとのおすすめ献立を提案。
社会では記憶力アップの食材を取り入れるなど、それぞれの教科に合った力がつくメニューです。
④ 栄養士さんに聞いた朝ごはんのパワー
専門家の話も取り入れ、正しい知識をもとに作られています。
「なぜ朝ご飯はひつようなのか」がしっかりわかる構成になっています。
一番難しかった レーダーチャート作り
「レーダーチャートの仕組みづくりは、本当に難しかったです」
発表では、たくさんのブロックが組み合わさった複雑なScratchの画面も映し出されました。その大変さがひと目で伝わります。
算数で学んだ「比例」を使って仕上げられています。また、食べる量は人それぞれなので、最大値は決めず、数値が大きいとグラフが飛び出す工夫も。
数値の設定には苦戦したそうですが、先生に聞いたり、本で調べたりしながらあきらめずに完成させた努力も印象的でした。



審査員の方からは、「“誰かの役に立つアプリにしたい”という難しいテーマに挑戦した素晴らしい作品」「正しい知識に基づいた、使ってみたくなるアプリですね」と高い評価が送られました。鹿児島市の教育委員会の木田様からは、 「ぜひ鹿児島市でも取り入れてみたい」との嬉しい声もありました。
その他の審査員の皆さまからのコメントです
- とても落ち着いた発表でした。アプリも完成度・品質がとても高く驚いた。
- 調べたことをふんだんに盛り込んだストーリー仕立ての発表で、思いが伝わってきて素晴らしかった!
- 何のために作ったか、どんな役に立てるのか、それが明確で作品レベルが高いと感じました!
- 粘り強く理想を実現していることが素晴らしい。
- 完成度が高く、とても実用的。自分もしっかりと朝ご飯を食べようと思いました。
- 教科別に献立をシュミレーションして評価するアイディアは素晴らしいです。
- プレゼンのスライドが分かりやすく、伝わりやすかったです。
- よく調べました。そこまでやるの⁈と感心。ロジックも考えて実装していて、感心しました!
- 絵がとても上手でまず引き込まれました。プレゼンの受け答えも完璧でした。
- 自分の子どもの時間割に合わせた朝ご飯をこのアプリで考えたい。社会的意義が高い!
- 朝ご飯をなぜ食べないといけないか、という疑問からとても論理的に解決策を出していて凄いです。
- データベース作りが大変だったと思います。根気強く作ったんだと伝わってきました。
- 地域の未来についても考えてくれたことが素晴らしいと思います。
- 調査量がすごい。そのデータを入力に応じて表示できるよう地道に作りこまれていた。
最後に、このアプリに込めた3つの視点を語ってくれた渡邊さん。
「自分の未来」「大切な人の未来」「地域の未来」——
みんなが笑顔で元気に過ごせる未来を作りたい、渡辺さんのひたむきな思いが伝わる素敵な発表でした。
