「ごみろじー」楽しくゴミの分別を学べるアプリ!

ここからはプレゼンテーションに挑戦した子ども達の発表をレポートいたします。

小学4年生部門優秀賞作品「Go Me!Loggy Quizu/ごみろじークイズ」

社会の勉強とお母さんの困りごとで閃いたという富田さん。

社会でごみについて学んだり、夏休みにゴミについての勉強に参加したという富田さん。

社会で学んだことと、お母さんが困ってたことで閃いたゲーム

4年生の富田さんは、社会でごみについて勉強して興味を持ち、夏休みにゴミについて学べる講座に参加したそう。
また、お母さんがよくゴミの分別に迷っていて、確かにゴミの分別って複雑で難しいなと思ったそうです。
それで、このゲームを作ってみようと思ったとのこと。それが「Go Me!Loggy Quizu/ごみろじークイズ」ごみの分別を楽しんで学べるアプリです。

作品づくりのポイントは、まずはゲームの案内をしてくれるキャラクターを自分で作ったこと。「3Rちゃん」というキャラクターでした。
3Rちゃんがゴミについて詳しく教えてくれるようにしたそうです。
ゴミの分別クイズでは、簡単なものから難しいものまで20問出題し、その正解率で、「あなたの分別レベル」というレベルが5段階で表示され何度も挑戦できるようにしたそう。



「ゴミの豆知識」では、夏休みに学んだことや、鹿児島市のごみについてのことがわかる辞典にし、このゲームをした人達がもっとゴミのことを勉強できるように工夫したそうです。
また、作った作品を「かごしま環境未来館」の方々に試してもらったということにもびっくり!実際にスタッフの方に挑戦してもらったら、未来館にくる子ども達にもぜひ、遊んでゴミのことを学ぶきっかけにしたいと言っていただいたとか!行動力もすごいですね!

最後に一人一人の行動を意識することで、大きな積み重ねになる。
それが、みんなが協力することで持続可能な未来に向かって歩いていけると思います。と締めた富田さん。
4年生でSDGsのことも考えていることが驚きでした。


審査員を務めてくださったGMOペパボ株式会社の栗林様

審査員からは、私自身も本当にゴミの分別には困っていて、妻によく怒られる(笑)私自身もいつも頭を悩ませているテーマです。お母さんが困っていたことをゲームにする発想は素晴らしいと思いました。
そして、このゲームを作っただけじゃなくて、実際に未来館の方々に触ってもらい、感想を聞くという行動は素晴らしいです。私もアプリを作る会社をしていて自分たちもただ作っただけではなくて、お客様に使ってもらって喜んでもらって初めて仕事として達成感があることなので、そういう行動ができることが本当にすばらしいと思いました。

その他の審査員の皆さまからのコメントです

  • ゴミロジーという造語がよかった。実際に使ってもらったり、3Rちゃんというキャラクターもよく、SDGsを考えている点もすばらしい。
  • 身近な社会問題をゲーム(クイズ)という形で親しみやすく学習できるツールで実用性も高いアプリです。
  • 自分の描いたキャラクターの表情で描き分けるのは難しいと思うけれどうまく表現ができていますね!実際に未来館の方に見てもらおうといった行動にもつながっているのが素晴らしい!メッセージがよく伝わりました。
  • 実用的なゲームで楽しく学べそうです。未来館の人達にプレイしてもらって感想をもらっているのもよかったです。
  • 大人にも勉強になるアプリだと思います。ぜひ、大人にも広げてほしいですね
  • 分別の多いところなので、迷っている人も多いと思います。楽しく分別のことや環境のことを学べてよいです。SDGsを意識できていてすばらしいでした。
  • 身近な悩みを解決したいというスタートから楽しくゴミの分別を学べるものを作り出す力がすごいです。環境みらい館まで行く行動力もマル!
  • 社会課題とゲームを組み合わせている発想がよい!ユーザー視点やフィードバックをしてもらう行動もすばらしい!
  • 日常の学校での学びをそこだけで終わせず、ゲームに反映して、大人に実際に使ってもらい、エンドユーザーの評価を得ているところが素晴らしいです。


社会の課題を楽しくゲームで学ぶという発想が実行員もとても勉強になりました!これからも楽しく作品づくりしてください。
本当におめでとうございます!