アイドルが偉人？！推し活が楽しく表現されているアプリ
ここからはプレゼンテーションに挑戦した子ども達の発表をレポートいたします。
小学３年生部門優秀賞作品「カゴ★ドル～目指せ鹿児島偉人アイドル～」
鹿児島×推し活×偉人を組み合わせた楽しいゲームを考えてくれた渡邊さん。
アイドルと歴史を組み合わせてマネージャーにお仕事体験をするゲーム
1年生からプログラミングの勉強を始めたという渡邊さん。
3年生になってからScratchで作品づくりをすることにチャレンジするようになったそうです。
渡邊さんは、アイドルと歴史が大好き！アイドルグループと鹿児島の偉人を組み合わせた推し活ができるゲームを考えたそうです。
それが題して「カゴ★ドル」！
カゴ★ドルのメンバーは「篤姫」「大久保利通」「西郷隆盛」「島津斉彬」「小松帯刀」の5人！このゲームをした人がこの5人のことを大好きになってもっと知ってくれたらいいなと思い、偉人について詳しく調べその特徴をミニゲームとして反映させています。
例えば
「大久保利通」は紅茶を日本に広めた人＝差し入れドリンククイズ
「小松帯刀」は幕末のイケメンだった！＝ウインクの練習ゲーム
など、偉人について本当にたくさん調べたんだと伝わるゲームです。
ゲームはマネージャーがお仕事として解決し、解決すると推し活グッズがもらえるというこだわり！
どんどんゲームをクリアして推し活グッズを集めることができます。
すべてのゲームをクリアすると、「カゴ★ドル」のメンバーのコンサートに推し活グッズをもって行き、ライブを楽しむことができるというストーリーも素晴らしかったです。
そして、登場するすべてのイラストが渡邊さんの自作！
イラストもかわいくて、ゲームも面白く、プログラミングの技術の高さがうかがえるすばらしいゲームでした。
「アイドル」×「歴史」×「絵を描くこと」×「ストーリーを考えること」全部が渡邊さんが好きなこと。
このゲームの作品作りを通して自分が興味を持ったこと、楽しいと思うことは勉強にもつながっていると感じました。好きなことは自分の未来にもつながっていると感じたそうです。このゲームをした人が、「歴史っておもしろいな」「鹿児島の偉人って素敵だな」と好きになってくれたらうれしいなとお話ししてくれました。
審査員からは、作品で遊んでみましたが、まず手書きのイラストがとってもかわいくてカラフルでした。ストーリーを重視して作っていったということも驚きでした。個人的には「ツン」がとっても好きで、ツンを追いかけるゲームが好きで、私はこのゲームを何度も挑戦してしまいましたとのこと。
この作品の中で一番うまくいったところはどこですか？の質問に「絵を描いたところ」と答えてくれた渡邊さん。手書きのところに力を入れたということで審査員みなさん納得されていました。
その他の審査員の皆さまからのコメントです
- アイドルが偉人という着目点がおもしろい！プログラミング力もすごい作品でした。キャラクターがよく描かれています。
- 偉人についての勉強もしっかりされた跡が感じられました。イラストも丁寧に描けています。
- それぞれのカゴ★ドルごとに異なるゲームを作るのがすごい！推し活の楽しさがよく表現できているプログラミングですね。好きなことがいっぱいつまったプログラムでした
- 歴史とアイドルという組み合わせが面白かったです。ミニゲームが５つもあるのもすごいと思った。
- 偉人の事もよく調べられていて、ゲームをクリアするとグッズをもらえるところが楽しかったです。ストーリー性もすばらしかった。
- マネージャー視点のストーリーで新鮮さを感じました。偉人をアイドルにして親しみやすさがよかったです。演出も工夫したのが伝わってきました。
- かわいくてコミカルなイラストで鹿児島の偉人を楽しく知れて面白いストーリーとリンクした小道具を準備してプレゼンもとても楽しかったです。
- 遊びながら学ぶことができる点でも、作品へのLOVEが現れる絵、コンセプト、場所選びだったと思います。
- 非常に大変でレベルの高いプログラムを実装されていて、完成度も高かったです。それぞれのミニゲームも楽しそうでした
この作品を通して、実行員も鹿児島の偉人のすばらしさを知り、「カゴ★ドル」の推し活をしたくなりました！これからも楽しく作品づくりしてください。
本当におめでとうございます！