「温泉とお絵かき」大好きを組み合わせた夢のあるアプリ

ここからはプレゼンテーションに挑戦した子ども達の発表をレポートいたします。

小学3年生部門優秀賞作品「温泉おえかき」

作品がリンクされる素敵な衣装で登場した崔さん手元にもっている鳥は大好きな「ルリカケス」

とってもキュートな衣装で登場した崔さん。この衣装である意味もプレゼンを聞くとなるほど!!!と納得!

大好きな温泉と大好きなおえかきを掛け合わせた素敵な作品

崔さんは、温泉とおえかきが大好き!その大好きな二つを組み合わせたらどんなアプリができるだろう!と考えた作品が「温泉おえかき」です。

画面の下から好きな色を選んで温泉にお絵描きするとお絵かきができるアプリです。お絵かきも色を選んで温泉にたらすと、色を水にたらしたときになる滲む雰囲気を忠実に再現しているアプリとなっています。

絵具の色にも一工夫!「かすたんどん色」「お茶色」「小みかん色」「安納芋色」「ルリカケス色」など、崔さんが大好きな鹿児島ならではの物を色で表現しています。かすたどん色や、お茶の色などは、実際の商品を見ながら、色の調整を行ったそうです。

表現方法としてこだわった「本当に水に絵の具を落としているような感じにしたい!」というところ。

Scratchのペンブロックやスタンプなどいろいろなプログラムを試してみたそうです。

そこで一番自分のイメージにあったのが準備をした「ぼかしの色の画像」をクローンさせることで自分のイメージにあった表現になったと話してくれました。

また、絵を描くスペースにもこだわりが!はじめはすべての絵の具を画面にだしていたそうですが、そうすると色が増えて絵の具がぎゅうぎゅうとなりお絵かきスペースが狭くなってしまった・・・・そこで考えたのが、マウスポインタに増えたときだけ絵の具をひょこっと表示し、絵を描くスペースが広くなるように工夫したということでした。

お絵かきの後には、かわいい動物たちが温泉につかりにきてくれたり、遊んでくれた人に賞状が出てきたりと本当にかわいい作品になっています。

このアプリで遊んでくれた人が温泉に入った後のようなポカポカした気持ちになってほしいと願いを話していました。

審査員を務めてくださった株式会社Rajaの福島様

審査員からは、色の工夫が鹿児島の色にちなんでいるところが素晴らしいと思いました。温泉の心地よさとお絵かきをどういう風に思ったら組み合わせようと思ったんだろうとびっくりしたんですが、自分の完成で0→1を生み出せることができる崔さんなので、これからもいろんなことを見つけてたくさん発見してほしいです。

その他の審査員の皆さまからのコメントです

  • 鹿児島の特産物の色に着目した発想が素敵です。お絵描きのスペースの確保など、機能性の面での工夫はよく考えらえています。
  • 温泉に色を落として絵を描くという発想が素晴らしいです。鹿児島のことをよく調べていると思いました。表現を繰り返し試して、やりたいことを表現できるものを見つけ出した努力もすばらしいです。
  • 色の付け方にセンスを感じました。標準の機能ではできなかったところを工夫してやりたかったことを実現したのは素晴らしいです。
  • 「好き」を組み合わせることに加えて、色の構成やイラストなど、工夫がこらされていて素晴らしいです。
  • プレゼンがとてもかわいかったです。ブラシのトライアンドエラーで納得いくものを作り上げる力がすばらしい
  • 楽しくお絵描きができるプログラムでした。色にも非常にこだわっていて、また色の広がりを実現したのもすごかったです。UIについてもよく考えていました。
  • 大人では考えつかないような素敵なアイディアで感動しました。色で鹿児島を表しているところが新しく、色の広がり方がリアルで楽しそうでした!
  • 温泉に絵を描くという発想がおもしろいと思います。水面に絵の具が広がる様子がリアルでした。


とってもかわいくて、すばらしい感性をお持ちの崔さん!とてもすてきなプレゼンテーションでした!これからもぜひ作品づくりがんばってください!受賞おめでとうございます!!